工業会について
沿革
精密測定機器は、あらゆる産業界で必要欠くことのできない品質保証の源となる検査機器です。昭和26年に新しい計量法が施行され、行政との関係を密にする必要上、全国組織である日本精密測定機器工業会が設立されたのが昭和29年4月でした。次いで昭和31年10月には在阪ゲージメーカー14社により大阪精密測定機器協同組合が誕生しました。
協同組合は、その発足当初は材料の協同購入、政府管掌の金融機関による融資、手形割引などの事業も行っていましたが、次第に国内鋼材の品質安定化や民間金融機関の中小企業に対するサービスの円滑化により、それらの組合事業も必要ではなくなりました。その一方で、法人である協同組合を運営していくには納税や監督官庁への届出等のコストがかかっていました。
そこで協同組合を発展的に解消し、新たに情報交換や従業員の福利厚生事業等を主たる目的とした新しい団体「大阪精密測定機器工業会」を発足いたしました。今後は柔軟な組織のもと従来より幅広い活動を行い、業界の発展を期して参ります。
日付 | 内容 |
---|---|
昭和31年10月 | 大阪精密測定機器協同組合設立 |
昭和46年 | 韓国に視察団派遣 |
平成17年10月 | 創立50周年記念旅行(韓国) |
平成18年2月 | 創立50周年記念式典開催 |
平成28年4月 | 大阪精密測定機器工業会発足 |
歴代理事長(協同組合)
氏名 | 会社名 | 在任期間 |
---|---|---|
大谷松次 | 日本測定工具株式会社 | 昭和31年~昭和35年 |
郷原正一 | 郷原精機工業株式会社 | 昭和35年~昭和39年 |
十時治太郎 | 東亜精機工業株式会社 | 昭和39年~昭和45年 |
宮森正直 | 光精工株式会社 | 昭和45年~昭和56年 |
十時雅 | 東亜精機工業株式会社 | 昭和56年~平成8年 |
鷲頭定雄 | 株式会社青海精機製作所 | 平成8年~平成12年 |
田村成明 | 株式会社近畿精機製作所 | 平成12年~平成17年 |
阪崎博 | 株式会社ユニセイキ | 平成17年~平成23年 |
十時理祐 | 東亜精機工業株式会社 | 平成23年~平成28年 |
歴代会長(工業会)
- 氏名
- 会社名
- 在任期間
- 東亜精機工業株式会社
- 平成28年~平成30年
-
副会長:株式会社青海精機製作所・鷲頭良雄
副会長:児玉精密株式会社・兒玉忠司
理事:株式会社近畿精機製作所・田村匡史
理事:信貴精機株式会社・前川雄彦
理事:株式会社スワン・中西祐介
会計監事:光精工株式会社・宮森謙司
会計:株式会社大阪ゲージ製作所・山口善生
- 株式会社スワン
- 平成30年~令和3年
-
副会長:児玉精密株式会社・兒玉忠司
理事:信貴精機株式会社・前川雄彦
理事:大阪精密機械株式会社・上村賢
会計監事:株式会社近畿精機製作所・田村匡史
会計:株式会社大阪ゲージ製作所・山口善生
- 倉敷精密工業株式会社
- 令和3年~令和6年
-
副会長:株式会社ユニセイキ・阪﨑元
理事:株式会社駒谷ゲージ・駒谷祐亮
理事:株式会社永井ゲージ製作所・森田一義
会計監事:東亜精機工業株式会社・平山潤一
会計:光洋精密株式会社・吉﨑拓磨
- 児玉精密株式会社
- 令和6年~
-
副会長:株式会社大阪ゲージ製作所・山口善生
会計:林田製作所・林田和也
理事:株式会社駒谷ゲージ・駒谷祐亮
会計監事:株式会社スワン・中西祐介